Story

元教師で教材のセールスマンのタケシは、今日も営業先で、会社で怒られてばかり。

「あんたは人間ってものを分かって無い！」

「人間、人間、人間って何だ？」

そんなタケシを見守る？のは、陽気な３人組。

 何故かスリップ（タイムスリップ！）したタケシは、気付けば小さなダンススタジオにいた。そこで将来に悩みながらもギラギラと未来を見つめていた若い男、彼の名は松本ケージ。

時は１９９５年。将来への強烈な自信と不安を語るケージ。互いに触発し合いながら現代に戻るタケシ。ケージの考えを自分に当てはめて行動 しようとするが、なかなか上手くいかず、再びタイムスリップ！再会したケージは、大きなダンススタジオのオーナーになっていた。こうして現代と、ケージの 成長していく時間を行き来するタケシ。タケシは夢と現実の狭間でケージと言葉を交わすうちに、ぶつかり、触発され、苦悩しながらも変わっていく。

ケージに興味を持ち、彼が現代ではすでにこの世に居ないことを知るタケシ。やがてくる最後の日を知って生き急ぐかのようなケージを前に、未来を変えられないかと奮闘し始めるタケシ。２人の間に奇妙な友情が芽生える。ケージに未来を変えられたタケシ。

タケシは、ケージの時間を変えることが出来るだろうか？

そして不思議な３人組はなぜ２人を出会わせたのか？

 

人間は弱くて、強い。成功にも失敗にも、ただ生きているだけでも、様々な苦悩や葛藤がある。もがき苦しみ覚醒し、自分と戦い続け、多くの人に影響を与えたアーティスト・松本ケージの人生を浮き彫りにするストーリーの中で、

彼の遺した詩、ダンス、音楽が五感を揺さぶる。困難にぶつかった時、前を向き、立ち上がるためのパワーを、今、貴方に！